【評価ポイント✴︎全国⾼校⽣花いけバトル広島⼤会2022】

広島県立福山誠之館高等学校

チーム「ティンカーベル」決勝ラウンド作品

🏅先鋒　掛谷 真衣　さん

経験が浅いにもかかわらず

とても個性的で難しい花器にあえて

挑戦する姿が印象的でした！

🌷作品ポイント

・楓の捌きがとてもよかった。

・空間が豊かに満たされる構成で、

　少なく収めた花が、よりイキイキとみえた。

・静かな色調の中に、

　ポイントとなる赤系の花を入れ、

　季節の象徴でもある向日葵を

　センターにいけたことで、

　効果的な強弱をうみだした

　そつのない作品に仕上がった。

☘️表現ポイント

・1年生ということで、速く花をいけることが

　まだできないだけかもしれないが、

　その分花の扱いが丁寧で、

　一枝、一花の捌きがとても良かった。

・枝物、葉物、花物をバランスよく展開していて、

　最後まで責める姿勢も

　しっかりと表現できていた。

　空間の捉え方も秀逸。

🏅次鋒　土橋 未空　さん

出場経験豊富な彼女の

立ち振る舞い、所作が落ち着いていて

貫禄すら見受けられました。

🌷作品ポイント

・先鋒と同じく、器の選択によって

　この作品の方向性が決まった作品であり

　器の安定感を充分にいかした、

　ボリュームで魅せる作品。

・枝葉と花を二次元に落とし込みつつ

　分量がもつ立体感によって

　奥行きも持たせた。

☘️表現ポイント

・常に作品の正面を確認しながら、

　花の表情と空間を意識した花いけ。

・他のバトラーで見ることができなかった

　アプローチに挑戦する姿が

　地力を垣間見せた。

🤝チーム全体の評価

・ミスがない　諦めない　

　きらりと光るもの（練習に基づいたもの）が垣間見え、

　何より先鋒と次鋒とで

　大きな開きが少なかった、というポイントが、

優勝できた一つの理由。

審査員：平間 磨理夫