【評価ポイント✴︎全国⾼校⽣花いけバトル四国⼤会2022】
2023.1.07
高知学芸高等学校
「はるまき」決勝ラウンド作品
🏅先鋒 片岡 里香 さん
難しいパイプ型の器の斬新な配置が印象的です♪
🌷作品ポイント
・L字型花器の角度を流木で止め、
2本の花器の口が寄り添うように配置したところへ
竹を組み合わせた。
・竹に水を入れることで作品の中心部分にも
お花をいけられるスペースを作った構成が光った。
・作品全体としては少し右に倒れる
アンバランスな構成が
作品としての魅力になっており、
華やかさの中に力強さが演出されていた。
☘️表現ポイント
・落ち着いて花をいけていたのが印象的であった。
・終盤に後ろに下がり作品をあらためて
見直す時間を作っていた。
・5分間という限られた時間の中で
冷静にこのような時間を作れることが
最後に紫のグラジオラスや
中心部分にピンクのクルクマをいけることに繋がった。
🏅次鋒 宮本 晴 さん
何よりも圧倒的な大人っぽい色合わせに
思わず感嘆の声が聞こえました!
🌷作品ポイント
・この日最後の花いけで誰もやっていなかった
紫・青系でまとめた色合わせが秀逸だった。
・黒い器とも相性良くコーディネートされていた。
・伸びやかにいけられた紫式部やトキワマンサク、
小さくて扱いにくいお花のブルースターを
まとめて色が浮き上がるようにいけたのも
素晴らしかった。
☘️表現ポイント
・開始前にしっかりと作品の構成が
出来ていたのではないかと思わせるような
スピーディーな展開、
迷いのなさが印象的だった。
・ユリをいける時に一本一本しっかりと
花びらを確認して
痛んでいるものがあれば取り除く
丁寧な所作が見られた。
・ゴング終了前にお花の表情や枝の向きを
調整していたのも良かった。
審査員 : 宮永 英之