大会レポート✴︎岐阜大会
2021.10.24
心地の良い秋風と、園内に咲くバラの花の数々。
よく晴れた日曜日の午後、”ぎふワールド・ローズガーデン”のプリンセスホール雅に集結した高校生花いけバトラーと共に「 第五回 全国高校生花いけバトル 岐阜大会 」(第6回 高校生花いけバトル 花きの日大会)を開催いたしました。
長閑なローズガーデンとは対照的な雰囲気のプリンセスホール雅。
高校生花いけバトラーのみなぎる闘志、あふれる情熱、気持ちを集中させ張り詰めた緊張感、いずれもが花いけ激戦区「岐阜大会」ならではの独特な雰囲気がそこにありました。
8校17チームが挑んだ予選ラウンド。
実力のあるチームが、他チームから一歩抜きに出る高得点を叩き出すハイレベルな展開へ。
作品点以上に、勝敗の決め手となったのは表現点。
アグレッシブで勢いのある花いけ、挑戦する姿勢、諦めない気持ち、必死に頑張る姿が反映される表現点で高得点をマークしたチームが上位4チームにランクインし、決勝トーナメントに駒を進めました。
予選1位:静岡県立田方農業高等学校「美花」 188pt
予選2位:岐阜県立岐阜商業高等学校「チームGIFUSHO」 180pt
予選3位:静岡県立田方農業高等学校「花心」 176pt
予選4位:岐阜県立岐阜農林高等学校「華蝶風月」 165pt
キレのある花いけで予選を圧倒したのが静岡県立田方農業高等学校。
その田方農業に追従するかたちとなった岐阜県勢が岐阜商業と岐阜農林。
準決勝で圧巻のパフォーマンスを見せたのが岐阜商業「チームGIFUSHO」の先鋒 森心愛。
独創性豊かな作品を見事に表現し審査員を魅了。
全地区大会の中でもトップ3に入る217ptを叩き出しました。
決勝戦は静岡県立田方農業高等学校「美花」VS 岐阜県立岐阜商業高等学校「チームGIFUSHO」。
先鋒戦は「美花」の鈴木美空、「チームGIFUSHO」の森心愛が両者互角の戦いを繰り広げ、得点は165対162。僅差での接戦となりました。
3ポイントを追うかたちとなった「チームGIFUSHO」は次鋒 米原歩美へ逆転の希望を託しバトンタッチ。
逃げ切りたい「美花」の次鋒 北詰花凛は、予選ラウンドから終始絶好調のコンディション。
花をいけることの魅力を自らの手で感じることができた瞬間、花をいける人は、眩しいくらいに輝き、活き活きと晴れやかになります。
今回の岐阜大会では印象深いシーンがいくつもありました。
そして最後は決勝の次鋒戦。
張り詰めた緊張感のなか、両者共に晴れやかな花いけを堂々と披露。
その結果は…
岐阜県立岐阜商業高等学校「チームGIFUSHO」森心愛/米原歩美ペア!!
逆転優勝、おめでとうございました!!
【 アーカイブ映像 】
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