東北大会 大会レポート!
2019.6.09
天窓からやわらかな日差しがさし込んでいた泉パークタウン タピオ(宮城県仙台市)。
先週の香川・四国大会に引き続いて「第三回全国高校生花いけバトル 東北大会 」が開催されました。
北は岩手、南は栃木、茨城まで、広範囲の地域よりエントリーをいただき、東北大会への参加は13校24チーム。
仙台に集結した高校生花いけバトラーは、5分間の花いけに集中し、全力で大会に挑みました。
花をいける制限時間は5分間。ゴングの鐘の音ではじまり、鐘の音で終わる5分は、真剣に花と向き合う掛け替えのない時間。
24チームによる予選ラウンドを経て、決勝トーナメントに進出することができた予選上位4チームは…
◉ 予選1位:山形県立天童高等学校「どっかーん」 167pt
◉ 予選2位:宮城県柴田農林高等学校「ローリエ」 165pt
◉ 予選3位:東北生活文化大学高等学校「+鶴」 161pt
◉ 予選4位:茨城県立小瀬高等学校「アリウム」 156pt
東北で積み重ねてきた高校生花いけバトルのレベルが、年々向上してきていることを実感した予選ラウンド。
結果は強豪と呼べるチームが上位に並んだ。
そして、はじまった決勝ラウンド、準決勝。
大接戦の準決勝は、第1ラウンドが161対160で山形県立天童高等学校「どっかーん」の勝利!
つづく第2ラウンドは177対175で宮城県柴田農林高等学校「ローリエ」の勝利!
僅差で敗れた小瀬高等学校「アリウム」、東北生活文化大学高等学校「+鶴」の両チームへは、場内より惜しみない拍手が贈られました。
決勝戦は天童 vs 柴田農林。
第一回大会の優勝校が柴田農林、第二回大会の優勝校が天童。ともに実力に磨きをかけ続ける両校の対戦カード。
まずは決勝の先鋒戦。天童高等学校「どっかーん」の先鋒 柴田菜々が、柴田農林高等学校「ローリエ」の三浦琳に19点差をつけて勝利。
この点差を引き継ぐかたちで次鋒にバトンタッチした最後のラウンド。
柴田農林高等学校「ローリエ」の次鋒 加藤琴乃は緊張しながらも笑顔で花いけを楽しんでいた。一方の逃げ切りたい天童高等学校「どっかーん」の須藤美郁は落ち着きながら丁寧な花いけを心掛ける…。
次鋒戦は158対168で柴田農林高等学校「ローリエ」加藤琴乃が勝利! リードされた点差を詰め寄ったものの、あと一歩届かず。
優勝は山形県立天童高等学校「どっかーん」 !!
大会2連覇!!
おめでとうございました!!
準優勝は宮城県柴田農林高等学校「ローリエ」!
真剣に花と向き合う姿勢と、熱い気持ちをみせてくれました。
名勝負の連続であった「第三回全国高校生花いけバトル 東北大会 」。
会場で応援していただいた皆さま、ありがとうございました。