花いけだより

大会レポート✴︎北陸大会

10月に入り、全国高校生花いけバトルの地区大会の後半戦がスタート。

後半戦と言っても、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、開催が秋以降に延期された地区大会が多くあるため、実はまだ序盤戦…。

ここから12月上旬までのあいだに、全国9カ所の地区大会を一気呵成に巡ります!

さて、10月3日(日)に北國新聞社交流ホール(石川県金沢市)で開催した北陸大会には、この日のために練習を重ねてきた高校生花いけバトラーが集いました。その集ったチームは、いずれも実力派の腕自慢たちばかり。

コロナ禍の影響もあり、参加は3校7チームに留まり、大会規模は小さかったけれども、情熱と活気あふれる高校生花いけバトラーの元気な姿がそこにはありました。

拮抗した実力のバトラーが凌ぎを削った予選ラウンド。

初出場の長野県蓼科高等学校「SUNNY」が、予選通過まであと1ptと肉薄するところまで迫るパフォーマンスを見せた一方で、金沢市立工業高等学校「MC」と石川県立野々市明倫高等学校「ツバッきー」の両チームが159ptの同点で3位に並んだため、予選3位決定戦を行うという珍しい展開に。

接戦を制し、予選を通過することができた上位4チームは…

 

予選1位:金沢市立工業高等学校「First」 175pt

予選2位:石川県立野々市明倫高等学校「ノンきー」 160pt

予選3位:金沢市立工業高等学校「MC」 159pt

予選4位:石川県立野々市明倫高等学校「ツバッきー」 159pt

 

予選では勢いに乗った金沢市立工業高等学校が、印象的なパフォーマンスを見せてくれましたが、決勝トーナメントの風向きは勝ち進むにつれ、精彩な花いけをみせてくれた石川県立野々市明倫高等学校に。

決勝戦は野々市明倫の同校対決。

共に1年生ペアの「ノンきー」VS「ツバッきー」。

 

「ノンきー」の先鋒 中村彩花が渾身の一作をいけあげ、「ツバッきー」の先鋒 石浦由惟に22ptの点差をつけて勝利。そして続く次鋒戦は「ツバッきー」の沖津芹香が気を吐き、「ノンきー」の次鋒 駒井心桜に勝利。

 

抜きつ抜かれつの攻防を制したのは…

 

石川県立野々市明倫高等学校「ノンきー」中村彩花/駒井心桜ペア!!

優勝おめでとうございました!!

【 アーカイブ映像 】

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