全国高校生 花いけバトル

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九州大会 〜審査員講評〜

高校生花いけバトラーの皆さんは、会場入りした瞬間から真剣な眼差しで花材をチェックし、仲間と相談している姿は、今後の花業界の未来を見ているようで、うれしくもありました。

九州大会全体の印象としては、どのチームも僅差での接戦でしたが、花の表情、枝の向きや扱い方などに疑問が残る作品がいくつか見受けられました。全体の作品構想も大切ですが、それと同じくらい1本1本の植物に対して向き合っていく姿勢が大切だと感じました。

その中で、優勝した佐賀県立唐津南高等学校のチーム『リトルウッズ』の二人は植物の表情をしっかり理解し、空間をうまく表現していたと思います。

惜しくも決勝で負けた熊本県立熊本工業高等学校のチーム『ジラソーレ』の二人はまだ花を始めて4か月足らずという事でしたが、どの作品も力強く、自分達の思いを込めた作品に仕上げていました、今後の成長に期待しています。

全国大会でも九州代表として存分に力を発揮していただきたいです。高校生バトラーの皆さんのお疲れ様でした、そして見応えある花いけをありがとうございました。

九州大会 審査員 安田 一平 (花いけバトル2017-2018年間王者決定戦 ファイナリスト)


参加された皆様、お疲れ様でした。

九州大会は何と言っても枝物の種類が豊富であったと思います。そんな枝物と、地元ならではの花をどういけていくか? 果敢に大きい枝を綺麗にいけようとする皆さんの姿がとても印象的でした。また、男女ペアが多かったのも九州大会の特色でした。そしてその男女ペアが互いの意見や役割分担をちゃんと決めてながら花をいけたり、花材を運んできたりとチームワークの良さがうかがえる花いけがとても好印象でした。

一方で惜しかったのは、花材の吸水がしっかりできておらず減点となる作品が何点か見られたことです。普段、お稽古や教室でのクラブ活動ではありえないことでしょうが、5分間という短い制限時間の中、焦ってしまい挿した花の茎が器から飛び出てしまうなんてことが起きていたのだと思います。しかし、花をけることにおいて、植物への吸水は不可欠であり必須。しっかりとそのあたりにも気を配っていけてほしいと思います。

九州大会 審査員 細川 康秀 (全国高校生花いけバトル実行委員会 / 華月流家元嗣)

*「九州大会」結果&当日の模様はこちら

https://hs.hanaikebattle.com/2018/07/21/1435/