全国高校生 花いけバトル

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北陸大会 〜審査員講評〜

ずっと緊張しながら、本当の自分を出し切れなかった人。

勝ちたかった…と涙を流し、悔しがっていた人。

こんな沢山のお花を使ったのは初めてです!と笑顔で語しかけてくれた人。

来年はもっともっと練習してから出場したいです!と語ってくれた人。

それぞれの思いを胸に抱きながら、高校生花いけバトルに参加してくれた皆さんの眼差しを通して、私は彼らの中にある様々な輝きを感じとることができました。

皆さん本当に一生懸命に花と向き合い、とても素敵な作品を仕上げていました!

花いけバトルは相手と戦っているのではなく、自分自身(自分の気持ちや心)との戦いです。 人前に立って自分を表現する勇気。 今まで経験したことがない未知なるものへ挑戦しようとする勇気。 なにもかもが本当に素晴らしかったです!

皆さん、自分を褒めてあげてくださいね。 勝った負けたも大切なことですが、それよりも大切なもの、それは「お花を楽しむ」ということだと思います。

これからの人生において、高校生花いけバトルに参加した経験がきっと何かの役に立つはず…私はそう信じており、そうであって欲しいなと願っております。

北陸大会審査員 谷奥 俊男

 


 

熱戦が続く地区大会、今回は2017年の「高校生花いけバトル交流戦」にて優勝チームを輩出した国内屈指の地区、北陸。 我々の予想以上にレベルの高いバトルが繰り広げられました。

特徴的だったのは、与えられた器にただ花を生けるだけではなく、オアシス(吸水性スポンジ)などを使い、与えられた所作台の空間をより華やかに仕上げようと試みをするチームが多く見られたことです。

ただ、使用したオアシスが観客席から見える、また器の外に植物の茎が出てしまうことによる減点対象となってしまったチームもありました。

予選ラウンドでは2人による共同作品、チームメイトがチェックするなど、一緒に花を生けるだけではなく、お互いチェックしながら作品を創りあげていくなどのチームワークも必要かと感じました。

印象に残ったのは、準決勝の第一ラウンド「SAKURA」vs「2wins」福井県立奥越明成高等学校による同校対決です。 結果はわずか1ポイント差で「SAKURA」が勝利を収めましたが、どちらも素晴らしい花を生けあげました。今大会一番の盛り上がりを見せた準決勝でありました。

決勝に進んだ福井県立武生東高等学校チーム「Spring Village」も色合い華やかな美しい作品を展開するも準決勝の勢いそのままにチーム「SAKURA」の優勝で幕を閉じた北陸大会でした。

笑顔あり涙あり、まさに青春。高校生達の熱い戦いに目頭が熱くなりました。

感動をありがとう。

北陸大会審査員 宮永 英之